三宮一貫樓 元町北店|飲食|店舗デザイン実績事例|神戸

店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、赤の円卓の写真
三宮一貫樓 元町北

店舗情報

三宮一貫樓 元町北店

担当業務 :店舗デザイン・設計監理
店舗内装デザイン :東潤一郎(JA laboratory)
カテゴリー :飲食店・中華料理店
オープン :2021年10月24日
面積 :103.8㎡
住所 :兵庫県神戸市中央区北長狭通4-2-16
電話 :078-321-1778
公式web site:三宮一貫樓

協力
ライティングプラン:1Lux 伊藤賢二

施工:岩見創工

写真:山田誠良(セイリョウスタジオ)

クライアント :株式会社三宮一貫樓

実績事例写真

店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、入口からの店内全景の写真
入口からの店内全景。正面はドリンクカウンターが構えています。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、コロニアル様式の窓枠のあるダイニングエリアの写真
コロニアル様式の窓枠のあるダイニングエリア。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、ペンダントライトの連続が美しいベンチシートエリアの写真
ペンダントライトの連続が美しいベンチシートエリア。右の赤いカーテンはトイレ前の通路です。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、中国のレトロ生地の額のあるベンチシートエリアとドリンクカウンターの写真
ベンチシートエリアとドリンクカウンター。正面の額は、中国のレトロ柄の生地を飾ったものです。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、落ち着いた雰囲気のベンチシートエリアの写真
落ち着いた雰囲気のベンチシートエリア。間仕切りの役目の植栽が床に美しい葉の影を落とす様に、ライティングしています。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、ダイニングエリアの入口扉側を見る写真
ダイニングエリアの入口扉側。床のタイルは以前の店舗のものを使用しています。以前の店舗は人気の蕎麦屋でしたので、「場の記憶」としてそのまま残しました。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、ダイニングエリアの赤い円卓
ドリンクカウンターの前の赤い円卓。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店WC室内、オリエンタルな桜の柄のクロスのレトロな雰囲気のトイレ
オリエンタルな桜柄のクロスやクラシカルな蛇口などで、レトロな雰囲気のトイレ。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店店内、中国の古酒が飾られたベンチシートエリアのニッチ
中国の古酒が飾られたベンチシートエリアのニッチ。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店、中国格子の外壁が美しい昼間の外観
中国様式の格子が連続し、外観を覆っています。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店、外壁のメニュー表示で迫力のある昼間の外観
迫力のあるメニュー表示の並ぶ外観。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店、ガラス越しに店内が見える夜の店舗外観
夜はガラス越しに暖かい雰囲気の店内が見えて、店前を歩く人の目線を誘います。
店舗デザイン設計実績事例、神戸の中華料理店三宮一貫樓元町北店、外壁のメニュー表示がライトアップされる夜の店舗外観
外壁のメニュー表示がライトアップされる夜の店舗外観。旧デザインのロゴとカラーを敢えて使用し、老舗感を演出しました。

デザインコンセプト

概要

2021年10月24日、神戸元町の老舗中華料理店、三宮一貫樓元町北店がオープン致しました。
これまで本店2階で営業されていたフルサービスのレストランを、近くの路面店に移転するプロジェクトでした。
私たちは、店舗デザイン・設計を担当させて頂きました。
移転後の本店2階は、豚まんと麺ものに特化したセルフサービスへ業態変更されました。
こちらも、店舗デザイン・設計を担当させて頂いています。

新しい町中華

どこの町にもある大衆中華料理店、いわゆる町中華。
三宮一貫樓は、神戸の豚まんで有名で、創業60有余年の老舗店ですが、町中華であり続けられています。
地元に愛されている老舗のリニューアルとして、「新しい町中華」をデザインコンセプトとしました。

古くどこか懐かしい

古くから港町として栄えた神戸、その中でも元町は、神戸の中華街=南京町のある街です。
東洋と西洋の文化の出会う街、その様な「場」の記憶として、コロニアル様式に着目しました。
香港や上海の古い街並みで見られるコロニアル様式の建物。
そのインテリアは、欧風でありながらアジア的でどこか懐かしさを感じる空間です。
コロニアル様式を思わせるディテールを店内に散りばめ、ノスタルジックな老舗感を演出しました。

ライティングによる演出

今までの町中華であまり重要視されていなかった照明計画にこだわり、落ち着いた雰囲気に空間を整えました。
ベース照明を取らずテーブルトップを狙い、メリハリのある明るさをベースとしました。
そこに、カウンターバックの天袋やカーテンなど面への光のグラデーションや、輝度のあるペンダントやテーブルランプなどでアクセントを付け、上質でモダンなライティング演出としています。

カジュアルなファサード

エントランスの開口部がファサード全体に対して狭めなので、クローズな印象を受けます。
そこで、カジュアルで気取らない雰囲気を出しました。
中国格子をモチーフとした木フレームで外壁を覆い、その上に、大きなメニューパネルを掲示しました。
エントランス上部のサインは、敢えて古いロゴデザインを使用し、老舗であることを強調しました。

メニューを大きく掲示したカジュアルなファサードから扉を開けると、モダンと懐かしい安堵感が融合した空間が広がっています。

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