店舗情報
南地千房 心斎橋店
担当業務 :店舗デザイン・設計監理
店舗内装デザイン :東潤一郎(JA laboratory)
カテゴリー :お好み焼き店・鉄板焼き店
オープン :2011年8月4日
面積 :47㎡
住所 :大阪市中央区心斎橋筋2-2-10 新日本三ッ寺ビル1F
協力
ライティングプラン:MAXRAY
施工:ニッコウ
写真撮影:MazKen
クライアント :千房
(敬称略)
実績事例写真
店舗デザインコンセプト
食のシーンの原型
お好み焼き・鉄板焼きは
「熱い鉄板を囲んで食材を焼き、食する」
これが、基本のスタイルです。
これは、人類が火を使い始めた頃の
「火を囲んで群で獲物を食する」
という「食事」のプリミティブなシーン=原型かと思います。
炎の記号化
「火を囲んで仲間と食する」そのシンボルは「炎」です。
その「炎」のメラメラ揺れるイメージを記号化したのが、横長の「赤い菱形」です。
不定形の「炎」 〜 揺れているような網状の曲線 〜 菱形
と、シンプルなかたちを導き出しました。
この横長の菱形を、パーテーションの格子や壁のレリーフ、ガラスの柄に展開し、炎に囲まれるような空間としました。
通路側のパーテーションでは、格子の2面の仕上げを変え、通路側と客席側で格子の持つ意味を変えました。
木で仕上げた側は和の間仕切りに見え、赤に塗装された側は炎をイメージさせます。
和の落ち着いた雰囲気の通路から鉄板テーブルの客席エリアに入った途端に、格子の印象がガラリと変わります。
「炎」に囲まれて食する。
千房でのお食事がより楽しいものになればと願ってデザインしました。
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