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店舗情報
Cafe Tonari no Tonari (となりのとなり)
担当業務 :店舗デザイン・設計監理
プロデュース:Ko.Ko.Moよしもと 浅田芳三
店舗内装デザイン :東潤一郎(JA laboratory)
カテゴリー :飲食店・喫茶カフェ
オープン :2022年08月04日
面積 :130㎡
住所 :大阪市浪速区恵美須東2-7-2
電話 :06-6634-0606
公式web site:Cafe Tonari no Tonari
公式EC site:Tonari no Tonari
協力
ライティングプラン:1Lux 伊藤賢二
施工:スペース
写真:山田誠良(セイリョウスタジオ)
クライアント :株式会社Ko.Ko.Moよしもと
実績事例写真
デザインコンセプト
食欲を満たす以上の体験
新世界通天閣のとなりのとなりの場所にオープンしたエンターテイメントカフェ。
現代、いつでもインターネットに繋がっていないと不安になるのが、多くの人の心理です。
オフタイムでは、心は身体を置いているその空間にあらず、スマートフォンを通じでネットに繋がっています。
友人に連絡を取るのも、モノを購入するのも、レストランを探すのも、まずはスマートフォンをタップすることから行動が始まります。
そんな日常で、身体の一部の様なスマートフォンから目を離し、飲食店を利用してもらうには、食欲を満たす以上の体験が重要となります。
行きたい飲食店を探す、カスタマージャーニーの終着点の一つとして選ばれるリアル店舗となる様、計画されました。
80年代のサーフカフェをイメージ
店舗全体は、80年台初頭のサーフカフェをイメージした空間です。
その中の一部に、70年台に建てられた家の室内が再現されています。
ある世代にはなつかしい=実家の様なイメージの空間、若い世代には見たことのない家のイメージです。
そのエリアの呼び名が「実家」です。
カフェの中にある「実家」
「実家」の中の家具・備品はほとんどが70年台の製品で、個人売買のアプリを利用したり、ネットショップや雑貨店などで集め、最近まで実際に使用されていたものに拘りました。
更に、「実家」の室内は10年ほど時間が経過した設定としてエイジング処理を施し、家具・備品とあわせることにより、リアリティを演出しています。
「実家」は、客席として利用頂け、Youtubeのスタジオとしても使われる予定です。
店内には、その他のフォトスポットをいくつかつくり、SNS等で発信されることを狙っています。
更に、店内にディスプレイや使用されている家具の全てがECサイトより購入が可能となっています。
記事や画像検索から、見てみたい、体験してみたい、ストリーム配信に参加したい、購入したい家具や小物を見たいなど、エンターテイメント性を持つ、行ってみたくなるカフェです。
掲載
地図map
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