「パレロワイヤル順慶町」のPhotoを「WORKS」にアップ致しました。
フォトグラファーは、松岡宏和さんです。
見送り、迎える、家としての玄関
このプロジェクトは、80年代前半に建てられたマンションのリノベーション計画です。
現状を確認し問題点を洗い出し、更に今後古びることのないデザインを考慮し、私達がデザイナーとしてなすべき事は、住まれている方々全てを優しく見送り、迎える「家」としての玄関という「あるべき空間」に戻すことでした。
また、当初の設計思想を肯定し、既存を最大限活かしたデザインとしました。
これは、不要なスクラップ・アンド・ビルドを問題視し、私達なりの「エコロジー」の表現でもあります。
「光」を差し込む
実際には、床・壁などはほとんど既存を使用し、新しい「光」を差し込むのみで、全く違う空間に感じれる様にまとめました。
新しい「装飾」を加えるのではなく、今ある素材の持っている「別のもっといい表情」を光によって引出してあげる行為=デザインを行いました。
このプロジェクトのレポートは、「マンションリニューアル」を左の「SEARCH THIS SITE」に入力していただき、「search」ボタンを押していただくとご覧頂けます。
是非、ご覧になってください。
施工前
施工後
只今のBGM “ショールームダミー” Trans Europe Express/Kraftwerk