バーカウンター
店舗デザイン設計の業務過程のレポート。大阪淀屋橋の飲食店、ポルトガル料理レストラン「ポルトガリア」。
この店舗のデザインの要であるバーカウンター周りの造作が、ようやく始まりました。オーナーのミラさんからは、「モダンにもデコラティブにもなりすぎないように」とリクエストがありましたので、全体にはざっくりした感覚を目指しています。
そんな事で、バーバックの造作も「構造合板」という下地や型枠などにつかうベニヤをさらにワイピング(金ブラシで木の表面を粗す)加工をし、「バターミルクペイント」という塗料で仕上げています。この塗料は開拓時代のアメリカ(ポルトガルではないのですが、、、)で開発された塗料だそうで、塗ってからサンドペーパーで擦ると、いい感じに木目が浮かんできます。使い込んだような風合いが欲しい時などによく使っています。