3月5日
23時に現場に向かいました。
前回より間があいていましたので、現場は結構進んでいます。
厨房区画のブロックは積み終わっていました。
空調機本体の吊り込みと、ダクトの設置、グリーストラップの設置も完了です。
立ち呑みですので、当然カウンターメインの店です。
店の中央にドンと構えています。
厨房のグリーストラップ。
これで油などの汚れを取り除いて排水します。
どの現場での同じですが、大蛇のようなダクト。
右奥のグレーの箱が、空調本体です。
一応、地下街の一般空調は、供給されるのですが、飲食店では到底足りません。
そこで、テナント側の工事で、空調機を設置しなければなりません。
なんばウォークは、システムが古いため、空調は水冷式です。
最近は、ほとんどが室外機を設置して冷媒(代替フロンガス)を使って熱交換を行う空冷式ですが、なんばウォークには、室外機を設置する場所がなく、一部の区画を除いて水冷式を使うしかありません。
ビル空調の水冷式は、通常、冷水が供給されていまして、それを使って空調を効かせます。
熱交換して熱くなった水は、(冷房の場合)屋上などに設置されているクーリングタワーで外気で冷やされ、また戻ってきます。
なんと、今回、その冷水の供給もありません。
水道水を使って、空調を効かさなければならないのです!
夏のピーク時の水道代を計算しますと、、、
すごい金額になりました!
これには、クライアントも頭を抱えてしまいました。
そこで、我々の協力設備設計の方に知恵を絞っていただき、新しいシステムを導入することになりました!
果たして、上手くいくのでしょうか?
詳細は現場の進行と共にお伝えします。
只今のBGM “Nightvison” Discovery/Daft Punk