3月30日 その2
以前の記事で謎を残していた厨房の脇の細い部屋に、ついに何かが設置されています。
これは、「FRP製のタンク」です。
別の記事でも書きましたが、水冷式空調の水道水の垂れ流しを出来るだけ少なくするための対策です。
ビルの屋上にある水冷システムの「クーリングタワー」と同じ役割を担います。
このFRPタンクに溜められた水道水が空調機へ行きます。空調機を通って熱交換され、熱くなった水=お湯は、捨てずにFRPタンクに戻されます。
お湯は中の水と混じり、温度が下がり、また空調機へ向かいます。
そのうち、冷めなくなったお湯は、熱交換に使えない温度になると排水し、水道水を足します。
このシステムによって、出来るだけ、水を循環利用しようという試みです。
実際にこの想定通りに機能するかは、運転してみないと分りません。
それでも、垂れ流しにするよりかはましだとは思われます。
水道代というコストもさることながら、「水」資源を大事にしたいとのお考えで、客席を減らして、更にそれなり初期投資を必要とするこのタンクの設置を決断された赤垣屋さんに敬意を表します。
さて、結果はいかに。
「なんばウォーク」に出店されているお店の方!
水道代でお悩みでしたら、是非お声をお掛けください!(笑)
只今のBGM “Superfred” Outta Here/Lettuce