ホテル・イルパラッツォ

博多のバブル絶頂期のホテル

今日は朝7時の新幹線で博多へ出張でした。昼ご飯を食べるまでちょっと時間があったので、ふと思い出した「ホテル・イルパラッツォ」に行ってみました。
ちゃんと、ありました!(笑)ロビー奥のレストランでランチもしました。

ジャスマックがクライアントで、(敬称は略させていただきます)アートディレクションに内田繁、建築はアルド・ロッシ、その他、CIAシー・ユー・チェン、アルフレッド・アリーバス、エットーレ・ソットサス、ガエターノ・ペッシェ、倉俣史朗とそうそうたるメンバーで行われたプロジェクト。

「バブル崩壊」と「景気低迷」の荒波を乗り越え、消費されずきちんと施設として機能しているのは素晴らしいことだと思います。オープンした頃、一度利用したのですが、機会があればもう一度泊ってみたいです。
ちなみに地下のクラブは、ウェディング施設に、倉俣さん設計のバーは、貸ウェディングドレスのスペースになっていました。

2件のコメント

  1. イル・パラッツォは頑張ってますよねー。ソットサス氏デザインのバーが無くなってしまったのは残念でなりませんが(号泣)、ホテルの方は今も昔もあのデザインにして値段がわりとリーズナブルで驚き。ホント、尊敬します。

  2. >勝野、ヤギくん
    本当にソットサス氏のバーもよかったですね。ご本人は私の知る限りでは、デザインモチーフなどについては、語られてないですが、ピラミッドの玄室内の装飾がベースです。(のはずです!)
    玄室の中は、天井をブルーに塗り、「大文字」型の星を描いていたようです。これは、小学生の時に日本テレビの「水曜スペシャル」?かで「ピラミッド再建!」みたいなのが3週連続くらいであって、最後に玄室をこのように造っていました。こんなこといまだに覚えているのは、僕くらいでしょう。(笑)それと、中二階の位置関係もピラミッド内部の部屋のレイアウトにかなり似ています。
    三角の屋根からのインスピレーションでしょうか?
    とにかく、インパクトのある空間でしたね!

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