COCUE京王八王子の記事で触れていましたベトナムで製作した瓦の完成までのお話です。
COCUEのブランドの皆さんと、新しいファサード(お店の顔)を造ろうという話が持ち上がり、2007年9月に「COCUE LUMINE EST新宿」で初登場しました。
その新しいファサードは、商品展開に合わせて2つの「お家」が並んでいるデザインです。
1つのお家は、従来の黄色の壁をベースとしてアレンジしたデザイン。
もう1つのお家は、エメラルドグリーンの壁に、えび茶色瓦の付いた屋根のあるデザインです。
2つのお家が並んだ「COCUEルミネエスト新宿」のファサード
こちらが、使用したベトナム製の瓦です。
先が反り返った面白いかたちです。色も独特ですね。
日本では、当時、ヴィンテージハウスさんが在庫を持っていました。
その後、間が空いたのですが、2008年秋、川崎BEへの出店で、この新しいファサードのデザインを使うことになりました。
早速、ヴィンテージハウスさんに在庫を確認しましたが、前回の発注で全てを使ってしまってないとのお返事。
ベトナムに発注を依頼したのですが、現地業者も生産をやめてしまっていました。
諦めかけましたが、床のコンクリートタイルの輸入をお願いしたベトナムの日本人の経営する会社に、同じような瓦を作っている業者を探してもらえないか、聞いてみることにしました。
只今のBGM “Tour De France Etape 1” Tour De Frence Soundtracks/Kraftwerk