店舗デザイン設計の業務過程のレポート。
「デニムとレザー」という不変のテーマを基に、スウェーデンのNudie JeansやイタリアのFranklin & Marshallなど今が買いのインポートブランドを12ブランド展開するセレクトショップ「ゴーテボーグ」。
9月15日のオープンに向けて、現場が進んでいます。
私たちは、店舗デザイン設計を担当させて頂いています。
前回の現場打合せでレンガタイルとモルタルの壁の取り合いラインを指示しました。
そのチェックをしました。
今回のコンセプトは、「古い倉庫を転用してブティックにした」というストーリーで空間をまとめています。
ですので壁は、モルタルの仕上げが剥げ落ち、壁として積んでいたレンガが見えている状態に見せたいのです。
店内にある躯体の丸柱も古い柱に見せる為、エイジング処理を行います。
エイジング処理とは、「絵」を描くようにして、古く汚れたようにしたり、錆が浮いているようにしたりすることをいいます。
今回は、鉄の丸柱が錆びたように仕上げてもらいます。
本来でしたら、鉄を本当に錆させてもいいのですが、ブティックですので商品への汚れやお客様への対応などもありますので、エイジングを選択しました。
こちらが錆び仕上げのサンプル。
どうでしょうか? かなりリアルですね。
どのようなタッチでどれくらい処理をするかを、職人さんと打ち合わせしました。
只今のBGM “THE END OF ASIA” 坂本龍一の音楽〜early best songs/坂本龍一