大阪谷町九丁目生玉(いくたま)にある喫茶iMA(イマ)は、古い民家を飲食店舗(喫茶店・カフェ)にリノベーションしたプロジェクトです。
天井面を美しく見せるデザイン手法
内装デザインのコンセプト(ビフォー・アフター店内3の記事を参照)を守るため、天井は杉の無垢材だけですっきりと見せています。
これは、前回の記事(ビフォー・アフター店内4)でご説明したように、天井に照明器具=ダウンライトを取り付けていないことと、大きな面積を取る空調機を付けていないから実現できています。
その空調機は、どこにあるかと言いますと、ファサードの黄色い柱の中に収まっています。黄色の柱は、店内側はガラリになっていまして、空調機の吸気と吹出しを妨げない様にしています。店内のBGM用のスピーカーもこの黄色の柱の中に隠しています。
この黄色の柱の中に収められた空調機は、最近ではあまり使われない縦型床置きタイプの機種です。柱内部と空調機本体を黒に塗装しまして(写真は空調機の塗装前)、ガラリの隙間から見える内部を目立たなくしています。
黄色の柱の店内側は、スチールの細い格子となっています。
喫茶iMA(イマ)の完成写真は、「WORKS」の「喫茶iMA」でご覧いただけます。
喫茶iMAの店舗デザイン関連記事
喫茶iMAの店舗デザイン実績事例写真
喫茶iMAの次の店舗デザインレポート
喫茶iMAの前回の店舗デザインレポート