ヒアリング
京都総合観光案内所の大きな課題のひとつに、ファサードがありました。
このプロジェクトは駅施設の1つとなる為、駅共用通路に面するファサードは、色々な方面と調整する必要がありました。
デベロッパーである京都駅ビル開発様、運営者の京都府・京都市様、そして駅を管理するJR西日本様の4者です。
京都府・京都市様からのご要望は、やはりファサードを広く見せたいとのことでした。
これは、観光客にできるだけ分かりやすくするためです。
JR西日本様からのご要望は、駅ビルとして調和のとれたもの。
JR京都駅の京都駅ビルは、建築家の原広司様の設計で、他の駅ビルには無い独特の空間と意匠となっています。
そして、京都駅ビル開発様からのご要望は、既存空間との調和はもちろん、案内所左側にある既存の総合案内サインも含めた意匠の調和も検討してほしいとのことでした。
京都総合観光案内所のファサードとなる部分は、仮囲いがされています。
建築工事はかなり進んでいます。
左に、階上の広場に繋がる階段、そしてその左に駅と駅周辺の総合案内サインがあります。
駅改札正面には、同様に増築して造られた商業ゾーンのSUVACO(スバコ)があります。
ファサード右は、ジェイアール京都伊勢丹です。
只今のBGM “Killing” Taboo(Gohatto)/坂本龍一
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